君はヒーロー

 

 

 


‪選択しなくても人生は進んでゆくし、選択しても何も変わらない事もある。‬
けれど選ばないということも結局は一つの選択肢で、自分が選んできた!と胸を張って言えるよう生きるのが一番大事なことであろう。

 

 

 

 


ああすればよかった、こうすればよかったって思ってしまうものが無いように頭フル稼働させて生きてます。日々。
選択の話も絡んでくるけど、常に自分にとっての最良を選ぶと良いです。最良というか、自分に素直に、したいことをするのが一番。
勿論難しいし、どこかでストイックにならなきゃいけないことも多々あるけど、したいことをする為の苦労ならそれすら嬉しい気がする。

 

人と関わる仕事をしてるから尚更かもしれない、お客さんに対して悔いを残すと仕事終わりに気持ちよく帰れない事が昔はよくあった。

あの人をもっと笑わせられたなとか、あの人の今日一日をもう少しいいものに出来たかもしれない、なんて考えながら帰るとそのまま布団の中で反省会が始まる。
もう二度と会えない人が殆どな世界で、巡り会った一瞬の中で自分の持てるものを駆使して相手に喜んでもらうこと。それが接客業の根底にあるものだと思っているので、毎日が本気です。
本気と書いてマジです。マジで。

 

けれど本質的な部分で自分の人格とマッチしているのだろうなとも思うし、だからこの仕事を長年続けられるのだろうとも思う。
本当はプライベートでも何かしらしてあげたくなっちゃうのだけど、日本人は遠慮と謙虚さがとにかく染み付いてるので素直に受け取ってもらえることの方が少ないんですよね。

ありがとう!の一言とその気持ちだけで終わることを、申し訳ない…そんなそんな…お気を遣わせて…ってなるのは少し勿体無い気がするよ。
日本人精神は大好きだけども!

仕事だと対価として料金が発生するから、相手も気楽なんだろうけど。
海外でチップサービスがあるのは、素直に受け取った気遣いの心に何か返したいと思う気持ちがしっかりあるからなんだろうね。

 

 

 

プライベートでも、したいことはしたい、嫌なものは嫌、めんどくさい、会いたい、気分じゃない、食べたい、なんでもかんでも言うようになってきました。

ワガママってどれくらいまでが許されるんだろうって勉強しつつ、友達に甘えながら、与えられつつ与えつつを維持出来るよう励んでいます。
ワガママ言っとけばよかった、って思うのも嫌だし、
ワガママ聞いてあげたらよかった、って思うのも悔しいし、
余裕を作り合って、人と生きていきたいです。

 

 

 

 


そして知り合ういろんな人に「今平は生に執着が無さそう」って言われるんですけど、その大半がマイナスイメージで、まあそうだよねと思いつつ、違うんだよーーーーーってなかなか言えないのが歯痒かったりしてる。何回言われたろう。

 

 

いつ死んでもいいってまあ言葉のイメージはめちゃくちゃ投げやりだし希望無さそうだし暗いもんだろうけど、
いつ死ぬかわからない世界で生に執着するのであれば、生を全うしたいのであれば、いつ死んでもいいように生きるのがむしろベストになってくるのではないのかと、思ってしまうよ。

生に執着してるのに後悔するような選択を続ける事は怠惰だと思うし、思うように努力出来ないのであればそりゃ後悔も出てくるだろうし。
自分以上もしくは自分くらいストイックになれる人間ってなかなかいないだろうなって自負してるので、この理論も通じないことが山々なんですけど、
行動しなきゃ始まらないし、どうしようか悩んでるその時間も平等に過ぎていくわけで、後悔なんて自分の100%をぶつけられなかったから生まれるものであって、ならやるべき事は一つ、
頑張るしかないんですよね。

自分の為に頑張ったことが誰かの為に繋がればそれは嬉しいし、
誰かの為に頑張ったことが自分の為に繋がっても嬉しいし、

たとえバッドエンドを前提としても、
最高のバッドエンドにする為に努力するタイプです、今平は。

誰かと暮らしてペットでも飼って、こいつらの為に身を粉にしてでも生きるぞって未来が来るのをのんびり待ちます。来るのかな。

 

 

今の時代、空飛ぶヒーローにはなれないから、
せめてしっかり地に足つけて、誰かに優しくありたいです。