無題

 


夢を見た。

仲直りして、一緒に過ごしてた。

またねって別れて、不安になってまた会いに行ってた。会いに行く途中で目が覚めた。

今日の予定はこうだって言ってたから、何時にこうすれば会えるよね…大丈夫…って寝惚けた頭で考えてた。

夢だと気付いて悲しくなった。

 

 

 

 

 

 

 


自分が愛着障害だと認識してから、相手を思い出す度に心の穴と向き合わされる。

生き方がわからなくなった。演じないってどういう事だろうと考える。演じない自分を演じてしまう気もする。とにかくわからない。

全ての先に彼を見てしまう。安全基地だったと気付いてから、それが無くなった事の虚無感が常に付き纏う。

 


夜中目が覚めてから、ずっと夢に引っ張られてる。自分がわからないまま、愛着障害と生きていくくらいなら、幸せな幻の中で永遠になりたい。

自分の中の器がぶっ壊れているなら、誰かと生きていく夢はもうこの地上のどこにもない。

 

 

 

前の自分にも戻れない、かと言ってどこに行けばいいかもわからない。なんでこんなに孤独なんだろう。

家族が欲しかっただけ、居なくならない一人が欲しかっただけ。その為に頑張って生きてきた。安全基地なんて言葉、ついこの間知ったのに、本能でわかってたのかな。

自分の努力も、生きてきた道も、感情も、全部が無価値に思う。生きるってなんだろう。